- HOME>
- 製品・技術案内>
- 電線・ケーブル関連製品>
- テクニカルデータ


ロボットケーブルは産業ロボット・工作機械などの目覚しい進化に伴い、可動部の動きが益々高速化・複雑化しそれらFA機械に使用される電線の耐久性・信頼性も、更に高いものを求められるユーザーが増えてまいりました。
「切れないケーブルが欲しい」との声により弊社では、お客様に安心・満足してご使用いただく為に、下図の耐久性試験を日々実施し品質の確保を行っております。


Underwriters Laboratories Inc. (UL) は公共安全への寄与を目的として、1894 年に米国で設立された100 年を超える歴史を持つ独立試験・認証機関です。様々な製品規格の策定と、それらに順じた製品試験・認証サービスの提供を活動の核としており、幅広い製品の安全性確保に寄与しています。
UL マークは米国の多数の州や自治体で採用され、消費者は、UL マークを品質や信頼の証として認識しています。
また、UL は安全規格の開発も行っており、それらの規格の70%以上が、ANSI ( 米国規格協会) に認められ、米国の国家規格として採用されています。
したがって電気製品のUL 認定はアメリカに対する輸出の必須条件であり、ケーブルの規格ではリスティングとレコグニッションという2種類があります。


ULリスティングサービスに対応。
●SPMCUU・Vシリーズ ●VCTFUシリーズ
UL規格対応ケーブルは2種類に大別されます。
ひとつは「AWMケーブル」、そしてもうひとつは「リステッドケーブル」です。
AWM ケーブルはULが独自に規格を制定しているケーブルの規格で、その材料・構造・用途によりスタイルが定められており性能も様々。定格30Vのもの、300Vのもの、600Vのもの、etc… 表現も機器用配線材料と、非常に曖昧です。
これに対し、リステッドケーブルは使用する用途・性能がNFPAにより明確に定められています。
NFPA(National Fire Protection Association:米国防火協会)は米国において防火基準の制定等を行う非営利団体で、NFPAが発行している基準・規格は米国内において大変広く認知されております。
ケーブルに関しましても用途に応じて規格が存在しております。代表的なものとしてはNFPA70:米国電気工事基準及びNFPA79:産業機械電気規格があります。
このうちNFPA79-2007版(2006年8月17日発効)において、使用するケーブルに関して重大な決定がなされました。
これまで使用が認められていたAWM電線が一部の例外を除き、使用することが出来ない、と明記されました。
これはAWM電線がNFPA規格に準拠していない為、NFPAで定める安全条件、特に燃焼試験をクリア出来ないものが存在する為です。
金子コードでは上記のNFPAの動向に対応するケーブルとして、信号ケーブル「SPMCUU、V」、及び電源用ケーブル「VCTFU」シリーズをラインナップ致しました。
これらのシリーズはNFPA規格準拠のULリスティング規格UL13「Power Limited Circuit Cable:電力制限回路用ケーブル」のCL2/CL3の認証に準拠して製作されております。
米国向け製品でリスティングマークの求められる機器への配線に大変有効です。

ULは、カナダ規格審議会(SCC)から認証機関(CO)および試験機関(TO)として認定を受けており、c-ULとは、ULがカナダ向けの製品に対し、CSA規格に基づいて製品を試験・評価し、その規格の要求事項に適合していれば認証を行なうことをいいます。
その際、カナダ市場向けであることを示すために「C」の文字が追記された"c-ULマーク"と呼ばれるマークが表示されます。

CSAは、1919年にカナダ政府と産業界の協力により、非営利機関として設立され、カナダ国内はもちろん欧州及び米国にも権威が認められております。
この規格に合格した製品は、米国のUL規格と共に高く評価されており、カナダ国内で販売する電気製品は、CSA規格認定品でなければ、法律により禁止されています。
従ってULの場合と同様に、カナダ向け製品の輸出の必須条件としてCSA規格の適合が必要となります。

CCCとはChina Compulsory Certification(中国強制性製品認証制度)の略で、2003年8月より実施されている中国の製品安全に関する強制認証制度です。
CCC認証制度が開始される以前、中国には電気・電子製品などの輸入製品についての製品安全認証制度(CCIB)と、中国国内で販売される電気・電子製品などについての製品安全認証制度(CCEE)の2つの認証制度がありました。
しかし2つの規格を同時運用する中で、矛盾が生じる事象も発生し問題を抱えておりました。
中国はWTOへの加盟を契機にこの両規格を統合し、現在に至ります。
近年、中国はCCCの基準となる中国国家規格(GB規格)をIEC規格やISO規格等の国際規格に整合させる方向にあります。
CCC認証制度は、中国国家質量監督検験検疫総局(AQSIQ)及び中国国家認証認可監督管理委員会(CNCA)により運用されており、認証の対象製品は、「国家品質監督検験検疫総局(AQSIQ)および国家認証認可監督管理委員会(CNCA)共同公告2001年第33号」「第一次強制的製品認証を実施する製品目録」に公表されています。
中国国内向けの販売対象製品はCCC認証を取得する必要があります。

電気用品安全法とは、電気用品の安全確保について定められた日本の法律であり、「電気用品取締法」にかわり2001年4月1日に改正・施行されました。
電気用品安全法では、国による認証制度を廃止し、民間主導で自主的に安全確保を図る事を目的とし、国から認定された民間の認証機関(JECTEC等)が認証する事になりました。
電気用品安全法上における技術基準については、電気用品の技術上の基準を定める省令第1項と、同省令第2項があり、国内で製造、輸入される電気用品対象品はどちらか一方の基準に適合していなければなりません。
対象となる電線、ケーブルは、品種、導体サイズ、心数、使用電圧などの範囲があり、これらに該当するものが法律上の電気用品となり、表示すべきマークがそれぞれ決められている為、製造及び輸入業者は、製造販売に際してこれらのマークを表示しなければなりません。

IECとは、(International Electrotechnical Commission国際電気標準会議)の略であり、電気、電子技術の国際標準や規格を作成し、普及を図る事を目的とした機構です。
約100年前の1906年に設立され、現在はスイスのジュネーブに本部が置かれています。
2008 年現在、65ヵ国が正会員として加盟しており、日本からはJISC(日本工業標準調査会)が参加し、主要国の1つとなっています。
IECは、ISO(国際標準化機構)、ITU(国際電気通信連合)、WHO(世界保健機構)などの国際機関と密接な連携を図りつつ国際電気標準規格(IEC 規格)を制定し、製品の品質と安全性を保証する適合性評価制度を提供する事で、電気、電子関連技術の発展に寄与する役目を担っています。
製品は、その適合性を証明するCB 認証(CB Scheme)を取得する事により、各国の認証手続きを簡略化することが可能となります。

CEマーキングとは、製造業者または輸入業者が、製品にCEマーキングを表示する事によって、その製品がEU(欧州連合)のEC指令(EC Directive)に適合している事の表明となり、EU域内の自由な流通を保証されるものです。
EC指令は、EU理事会が発行する指令に基づき実施され、機械指令、EMC指令、低電圧指令などがあります。
中でも低電圧指令(2006/95/EC)の対象範囲は、AC50〜1000V、DC75〜1500Vで使用するように設計された電気機器であり、ほとんどの電子機器が対象となります。電線・ケーブルも低電圧指令に該当すると考えられています。
従ってEU市場で製品を流通させるためにはこの指令に従う必要があります。


















